4人家族になり部屋がだんだんと狭く感じだしたので、上の子の小学校のタイミングで8年間住んだ2LDKの賃貸アパートから引っ越すことにしました。
大人でも大変な引越し、小さな子どもにとってはもっと大きな出来事だと思います。
この記事では、子どもと引っ越しをした実体験をもとに子どもにとって引越しとはどう感じるのか、また私たち親ができるサポートについてまとめました。
引越し前の子どもの様子

娘は年中さんくらいから、ニトリの勉強机を見て「自分の部屋がほしい」と言いだしたので、引越しして広いお家になれば喜んでくれるかなと思っていました。
- 物件の内覧から喜ぶ
- 今のお家がいい
物件の内見から喜ぶ
私たちは今回も賃貸への住み替えになります。私の地域はなかなか2LDK以上の物件が少なくて1年以上探していました。
家探しから子どもとする事になるので、平日物件探しをして良いところが見つかれば週末に内見することにしました。まずは候補の物件を内見しに行きました。
何もないお部屋に大喜びの子どもたち。追いかけごっこをしたり階段を登ったり降りたりして楽しんでいました。
「この家なら子どもたちも楽しく広々と暮らせる」と思い、引越しを決意しました。
今のおうちが良い
引越し先が決まり、どんなカーテンにしようかなど楽しく話しました。お部屋の間取り図のようなものを書いて、「ここに机を置こう」と考えて遊んでいました。
しかし「楽しみ!」と言いながらも、引越しが近づくにつれて、夜になると「今のおうちがよかった」とポツリ…。
引越し前日も部屋の壁をあちこち触っては別れを惜しんでいました。
今でも「お別れしてない壁がある」とたまに言っています。
引越し当日〜引越し後の子どもの様子

- 引越し当日はワクワク
- 引越し後は忘れてる?
引越し当日はワクワク
前日に、「これなら最後のお風呂だよ」と教えるとお風呂にもお別れを言っていました。
それを見て私も一緒にお別れの挨拶をしました。寝る前に「さみしいね」と別れを惜しみました。
引越し当日は保育園に行ってもらい、荷物の運搬は大人だけでやりました。朝、「帰ってきたら新しいお家になるよ」と伝えておきました。
お迎えに行って新しい家に連れて行くと、大喜びの子どもたち。段ボールだらけの家でも走り回っていました。
当日はすっかり切り替えて「楽しいな」と言っていました。新居用の新しい秘密基地も購入して、ワクワクできる工夫をしました。

引越し後は忘れてる?
引越し後は連休になり、家の片付けを手伝ってもらったり、掃除をしたりとみんなで忙しく過ごしました。
子どもは前の家のことはほとんど話しませんでしたが、近くを通ると「前のお家だ!」と嬉しそうにしていました。
お部屋の整理が落ち着いたら友達を呼んで遊びたいそうで、楽しそうに準備しています。
引越しで親として意識していたこと

私は以下のことを気をつけていました。
- 無理に馴染ませようとしなかった
- 気持ちに共感する
- 前向きな声かけを意識した
無理に馴染ませようとしなかった
無理に「今の家の方がいい」とは言いませんでした。私自身も前の家に愛着があったし、もう少し2LDKの狭さでも、工夫して暮らして行きたいと思っていたからです。
「ママはさみしい」と私自身も素直な気持ちを伝えて、「さみしいと思ってもいいんだ」とわかってもらえるようにしました。
子どもの気持ちに共感する
「楽しいね、ワクワクするね、さみしいね」など子どもの気持ちに寄り添って話すように意識していました。
特にさみしい気持ちは大切にしたいと思い、いろいろな思い出を一緒に話しました。
「夕方はお隣の人の声が聞こえてくる」、「夏はカエルがうるさかった」、などどうでもいい事を思い出しては懐かしんでいました。
前向きな声がけを意識した
今回、子どもが寂しがっていないのも「新しい家で何をしようか」と前向きに話してあげた事がよかったのではないかと予想しています。
引越し前から子どもが欲しがっていた秘密基地はとても効果的で、自分の部屋があるのにリビングの秘密基地で遊んでいます。
子どもにとって引越しって?実際に感じたことと親ができるサポートのまとめ
引越しは子どもにとって大冒険。でも親の寄り添う気持ちがあれば、ちゃんと居場所を作っていけると思いました。
これから子どもとの引越しを考えている方の参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございます。