「そろそろ指しゃぶりを卒業させたいな…」
子育てをしていると、こんな悩みにぶつかること、ありますよね。
我が家も同じでした。指をしゃぶったり、爪を噛んだりする癖がついてしまい注意するだけではなかなか治りませんでした。
そんな時に見つけたのが「ゆびたこ」でした。
- 子どもの指しゃぶりに悩んでいる方
- 叱らずに自然にやめさせたい方
- 夜の読み聞かせに、新しい絵本を探している方
「ゆびたこ」ってどんな絵本?

『ゆびたこ』は、くせさなえさん作・ポプラ社から出版されている絵本です。
くささなえさん自身も指しゃぶりで悩んだ経験があったそうでこの絵本は誕生しました。
対象年齢は、指しゃぶりをしている幼児〜小学校低学年くらいです。
「ゆびたこ」の簡単なあらすじ
指しゃぶりがやめられない女の子の指にある日、顔のある「喋るゆびたこ」ができます。
ゆびたこは女の子に向かって、関西弁でこう言うのです。「これからももっとゆびしゃぶりして わいのこと大きくしてや〜」
その言葉に、女の子はどうするのでしょうか…?
子ども目線で語りかけてくれる、とてもユニークな絵本です。
「ゆびたこ」を大人が読んだ印象
鮮やかな色づかいと、ちょっとドキッとするストーリーに、子どももぐいぐい引き込まそうだと感じました。
女の子がゆびたこが大きくなったらと妄想するシーンや、ゆびたこが関西弁なのがまたユニークです。絵が若干怖い気がしますが、ゆびたこのリアルな顔がおもしろいと思いました。
「ゆびたこ」の口コミ、評価は?
- 残念な口コミ
- 良い口コミ
残念な口コミ
人によりけりだと言う口コミがありました。全く効果のない子どもさんもいるようです。年齢が低すぎると、内容が難しいとの評価もありました。
良い口コミ
一度読んだだけですぐに効果があったと言う口コミも多いです。
また指しゃぶりはやめられなかったけど、怖がらず楽しく読んでいる子どもたちもいて、絵本のお話として楽しむ事もできます。
「ゆびたこ」を読んでからの変化

- トラウマになるほどのインパクト
- 指しゃぶりをすぐにはやめられなかった
- 気づいたらやめるようになった
トラウマになるほどのインパクト
4歳の時にゆびたこの絵本を読み聞かせしてみました。しかしゆびたこの恐怖で泣き出してしまった娘。
それからはうっかり指しゃぶりをしてしまうと「どうしよう!」と泣き出す始末でした。
想像していたよりも恐怖心を与えてしまったのでもう絵本を見せるのは良くないなと思い、しばらくは隠しておきました。
現在6歳になりましたが、「ゆびたこ」の絵本の表紙をを見ただけで逃げて行きます。

ゆびたこ怖いから読みたくない
お友達にまだ指しゃぶりをしている子がいて、とても心配していました。今のところゆびたこはできてないから安心だと話しています。
指しゃぶりをすぐにはやめられなかった
絵本でかなりのショックを受けたものの、すぐにはもちろんやめることは出来ませんでした。
横で指が口に入っているのを気づいたら、「ゆびたこできるよ?」とコソッと伝えると「どうしよう!」と大急ぎで指を確認していました。
その時は一緒にゆびたこがいないかチェックしていました。
気づいたらやめるようになった
「ゆびたこ出来てない?」と念入りにチェックして、またついやってしまう事を繰り返していたら、そのうち自分でやめる事が出来ました。
「指吸わなくなったよね!」と嬉しそうに言ってくるようにもなりそれが自信になっていたようです。
子どもの指しゃぶりに悩んだら。絵本『ゆびたこ』を読んでみた!のまとめ
子育てには、焦りや心配がつきものです。してはいけない事を怒ってやめさせようとついついしてしまい、後で後悔しますよね。
指しゃぶりで歯並びが悪くなったらどうしようと心配していたのですが、怒らずやめることができたのでこの絵本に出会えて本当に良かったです。


- 対象は幼児〜小学校低学年
- 年齢が低すぎると内容がわからない
- 子どもの気質によってはショックが大きいかもしれない
- 一度読んだだけでやめられる子どももいる
- 効果は人による
- お話としても楽しい絵本
子どものペースに寄り添いながら、一緒にがんばろうね」と伝えるきっかけにぜひ「ゆびたこ」を読んでみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。